無料でも描画は出来る!イラレ代替えとしての無料ドロー系ツールのあり方を5つのツールで考える

      2015/02/25


先日、「これさえあればレベル高めの画像加工が無料で出来る!ASANOYAが使ってみて好感触♪の無料アプリケーション6選」という記事を書きましたが、投稿後1週間も経たないうちに好評をいただきました。Facebook「いいね!」も私のほうで紹介したポストについてきたモノよりも多めの数をいただくこととなって、喜んでおりますw
…というワケで、頼まれてもいないのに書いてしまう(笑)無料アプリ・ソフト・ツールのご紹介、今回はその続編としてドローイングツールとして確固たる地位を築いている「Illustrator」(以下の記述で「イラレ」と表記する場合あり)に追いつき追い越そうとしている(でも惜しい所で追いつけてもいないw)ドロー系ツール(ソフト・アプリ)について書いてみました。

ASANOYAは描画に関してはIllustratorという有名ドロー系ツールで作業しますが、たまに別のツールも使ってみたりします。イラレとかフォトショっぽい物でも、自分のPCからではなくクライアント様のPCで編集作業をしなくてはならない時にはオンラインツールをよく使いますが、イラレっぽい・イラレに近い働きをしてくれる物では、オンラインツールがなかなか無いのが現状です。多少お金の張る最新のクリエイティブツールのほうがう良いに越したことないのですが、出来れば無料若しくは安価(激安?)でデータの互換性もしっかりとした高品質な作品を制作できるツールが無いモノかを追及しているのもあって、無料のツールをずっと探しているのです。正直、AdobeCCを毎月払うのが苦しいというのもありますw
その中で、ASANOYAが使ってみて(デモで確認しているのみの物も在り)及第点もしくは7~8割か、良くて9割の良い点数をつけられる(…かもしれないw)、そんな高機能なドロー系ツール(ソフト・アプリ)をご紹介してみたいと思います。
※データは2015年2月現在のもの、ASANOYA確認済みです。

Inkscape

inkscape_demotop
http://www.inkscape.org/ja/
クリエイターの方に「Illustratorの代わりになる無料ソフトって何?」と訊いてみると、過半数以上のクリエイターさん達(特にDTPメインの方々)がコレを推すかなぁ…と言ったところです。
イラレの基本的な機能はこのInkscapeでもほぼ網羅しており、SVG出力やPNGエクスポート出来る点、SVGファイルを取り込んで編集作業が出来る等、有料のイラレの機能を使っての作業とほぼ同じような作業を無料で出来る点はやはりすごいとしか言えないです。


ただ、これの残念な点は、GIFやJPEGでの出力をフォローしていない所でしょうか…拡張子変換する等の場合は、仕方なくフォトショとかの画像編集ツールに頼るほかありません…

すご~くどうでもいい話で恐縮なのですが、ワタクシ、昨年の夏にこのInkscapeをダウンロードする際に、誤ってHao123(←検索してみると、コレが何か、わかると思います)が自動インストールされるほうのInkscape(の、バッタモン?w)に引っかかってそれを入れてしまい、あとでめちゃくちゃ苦労してしまった思い出がございます…(苦笑)

Affinity Designer

affinitydesigner_top
https://affinity.serif.com/en-gb/ (試用ベータ版 Macのみ)
こちらは前記事でも紹介しました、グラフィック系Webアプリ「Affinity」シリーズのベクタードローツールです。ベータ版とは言え、UIの美しさは惚れ惚れする程、それなのに機能も種類豊富で充実しており、Illustratorと何ら遜色ない印象です。もし気に入って機能フルコンプの有料版を買っても日本円で5,6千円(2015年2月現在の時価予想額)。本家Illustratorからすれば、ものすんごいお買い得物件なのは間違いないです。ただ、これもMac版しかありません。普段Windowsマシンをメイン使いしている私には少々痛い所なのですが、Microsoft版はどうでもいいので、早いところGoogle Chromeの拡張機能として、ベータ版程度の質で良いので無料でオンライン上で使えれば、こんなにいいことはないんですが…

Affinity Designerに関する面白いチュートリアルムービーを発見したので、紹介しておきます。

Microsoft Expression Design 4 (Free version)

Microsoft_Expression_Design4
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=36180 ←「Microsoft Expressionの変更点」
ここ最近、ASANOYAがちょっとばかしハマってる、ベクターグラフィック作成ソフト。Windowsで使える無料ドロー系ソフトでベクターファイルを作成・編集できるソフトは貴重。UIもなかなか良いです。単に、個人的な好みの問題かもしれませんが…。
Adobeグラフィック製品で制作したファイルのインポートがなんとか可能で、SVGやPNGのエクスポートもそれなりに出来るので、グラフィック制作用のドロー系ツールとしてはかなり重宝しそうな気がします。個人的には、使用感は良いほう、悪くないのでは、と思います。
以前は有料の製品版として発売されていたものですが、2012年に開発及びサポートが終了したことで販売終了となり、現在は無料版として公開されています。(ただし、テクニカルサポートは無し)
しかしながら、作品の画質はIllustratorよりちょっと劣るかどうか~ってなくらいではありますが、コレの使い方をマスターしたとして将来的にもまだまだ使えるかどうか…と言うと、ちょっと雲行きが怪しくなるような、ならないような…wテクニカルサポートを終了している点はやはり痛い所ではあります。

Google Drive Drawing

googleDrive_drawing_top

こちらは、オンラインで描画できるドロー系ツールです。描画の基本機能のみ揃えているだけのシンプルさですが、このDrawingとGoogleプレゼンテーションというスライドショーのエディタツールと連動させることが出来るので、使い方によっては或る意味強力なツールとなるでしょう。Google Document上での他ユーザーとの共有と共同作成が出来る点はありがたい。その辺りから総合して見て判断すると、MicrosoftのPowerPointっぽいという感じでしょうか。実際に、3年前に私自身もGoogle Documentでセミナー用のスライドショー作成をして、セミナー主催者側との打ち合わせで、Google Documentファイルを共有させてMessengerやLINEで打ち合わせしや手直しをするのに使っておりました。オンラインでパワポ並みのスライドショーが作れるのでかなりありがたかったです。
Google Drive Drawingで図形描画を作成する(ヘルプ)
https://support.google.com/docs/answer/179740?hl=ja

mondrian

http://mondrian.io/ ←アプリへ直接行けるURL

mondrian-tool
オンラインで使えるベクターベースのドロー系Webアプリ。無料の登録制だと埋め込みコードを吐き出してくれます。
オンラインでSVGやPNGの編集・出力ができますし、ベクター描画したイラストをブログやサイト上にUPするための埋め込みコードも生成してくれます。しかし、インポートできるのがSVG・PNGファイルくらいになってしまいます。それでも、それなりには使えるツールであることは確かです。ただUIがシンプル過ぎてどこか古臭いというか、描画のための基本機能が揃っている割にはちょっとわかりづらいのが気になります。

フォトショっぽい物のオンラインツールは数多くあるのですが、イラレっぽい物のオンラインツールはあまり数が無いというか少ないのではないかと思います。有料(月額だったり年額だったり)のオンラインツールはかなりの数存在しています。オンラインツールもオーサリングソフトも、無料のほうが少ないとみて良いかと思いますが、フォトショレベルの画像編集が出来る無料ツールは結構数多く存在しているので、イラストレーターレベルの物も、もうちょっと増えてもいいんじゃないかなぁと思っています。やはり、オンラインで作業できるツールは共同でチームを組んでデータシェアしながら作業を行う場合に使うなどで将来的には必要になってくるんじゃないかと、個人的にはそんな風に予想しています。


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