ブラクラ的なJavaSprictコードを書き込んだだけで補導となった件についての個人的所感

      2019/03/08

皆様、ご無沙汰しております。久しぶりのブログ投稿です。

3月5日の夕方に、報道された「アクセスすると『何回閉じても無駄ですよ~m9(^Д^)プギャー』と書かれたポップアップが繰り返し表示されるサイトのURLを掲示板に書き込んだ不正指令電磁的記録供用未遂(刑法168条の2及び3)の疑いで、愛知県刈谷市の13歳の女子中学生が兵庫県警に補導され、神奈川県の39歳の男性と47歳の男性がそれぞれ家宅捜索を受けた」というニュースを、NHKニュースなどで3月4日に伝えた記事をネットで読みました。

JavaScriptのwindow.alert無限ループさせる(写真のようなポップアップを山ほど表示させる、なかなか消えないようにさせる)ブラクラ的コード(プログラム)のコピペをテキトーに掲示板やSNSに貼っただけで逮捕・補導されるというなら、世の中のWeb系のJavaScript組みWebエンジニアは全員逮捕ですよ、これ。
兵庫県警に限らず都道府県警察のサイバー課は、法律もさることながらしっかりとWeb言語及びスクリプト言語やについて勉強したほうがよいと思います。いや、‬こんな、ネット黎明期から存在しているようなショボくてチンケなブラウザクラッシャーなんていうジョークプログラム(ブラクラなんて、パソコンの電源をグイッと強制終了させてしまえば、もう大丈夫なんですけどねぇ💦スマホでも然り💦)なんかで逮捕されるなら、もうそれこそ、刑法168条の2及び3で規定した法条文の拡大解釈がまかり通るだけでなく「ネットしたら犯罪」という事になりかねないかと懸念してしまいます。これは大変な事です。そこまでしてインターネットを全面的に禁止にしたいのか、とさえ思ってしまうほどです。いつからインターネットは「必要悪」になってしまったのでしょうね?

たぶんおそらく、個人的な推測ではありますが、このジョークプログラムに簡単引っかかってしまい買い替えにまでなってしまった事案がいくつかあって、それで半ば「見せしめ」的に補導にまで持ち込んだのかもしれない、それなら器物損壊のほうで多少なりとも要件構成されるかなぁと、それなら少々話がわかりそうな気もするのですが。
ま、このポップアップ無限ループ自体は、デバイス自体を強制終了させれば大丈夫なものなんですが、それが分かってる人と分かってない人との間で認識の乖離があるとなると、やはりブラクラで逮捕するというのはどうなのかな?とも思う面もあります。

というわけで、わたくし個人的な見解としては、やっぱり「やり過ぎ」だと思います。
よく某掲示板やまとめサイトやエロサイトとかで見るいくら消しても消えない(むしろガンガン出てくるw)ポップアップ広告(スライド表示される広告も含む)なんて、どうすりゃええねん!アレ取り締まれや!とは思うのですが、アレは入らないんでしょうかね?w
‪ネット犯罪案件は殆どが、刑法168条の2、3:不正指令電磁的記録供用罪についての条文法適用でなんとか賄ってるような状態の中、こんな無理矢理な拡大解釈で‬犯罪者扱いしてどんどん摘発されてるのって如何なものかとおもうのです。こんなことがまかり通るような事があれば、間違いなく日本のIT業界は委縮するし今後将来的な発展なんぞ見込めないのは明白。新元号時代になったらどうなっちゃうんだろうと思うんですよねw

参考文献 ➡

「何回閉じても無駄ですよ~」ブラクラURLを掲示板に貼っただけで補導、「やり過ぎ」と物議 - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/05/news080.html

いわゆるコンピュータ・ウイルスに関する罪について - 法務省(PDFファイル)
http://www.moj.go.jp/content/000076666.pdf

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