最近多い、ネットへの個人情報の投稿による流出問題について個人的に考えてみる

   

このところ、ネットと関連した個人情報流出事件が幾つか大々的に報じられ出てきて世間を賑わしています。
ウィルス感染による流出もさることながら、「面白い情報」「自慢できる情報」を見つけてゲットしたら即、脊髄反射でSNS等ネットにアップロードして大問題になり炎上するケースが後を絶ちません。

その「情報」が個人情報や機密事項に当てはまらないか、よく考えもせず、人々の耳目を集めたいという欲求のままに、むやみやたらにSNS等のネットにアップする。その行為は、甚だしく愚の骨頂と言っても許される、そのくらいの事なのです。

個人情報の管理は、どの方にも課されるべき義務なのです。
個人情報保護法でいう「従業者」は、業務に従事する者全てを指しており、特段の差別をしていないので、個人情報を扱う業務に従事している人全てに当てはまります。従事している人を管理している上司にも、パート・アルバイト等の従業員にも、すべてに等しく当てはまります。(詳細はこちらを参照してください→ 個人情報保護法により発生する7つの義務 - 個人情報保護法対策プロジェクト http://www.kj-law.com/kj-gimu.htm )

よく、SNS(特にFB)で、課題のレポート提出の如く関わっている案件の仕事情況について写真付きで事細かくUPしている方も散見されますが、会社や店の名前・(稀に)住所・電話番号等、数字関連(会計・取引等)や議事録までも鮮明に写っている写真をモザイク等の画像処理することもせず、ズームアップすれば分かるくらいの状態で平気でネットにアップされている方、真面目な話、お気をつけになられたほうが良いのでは?と思います。そういうのを見かける度に、見ているこちらがハラハラさせられるくらいです。(笑)
個人情報の取り扱い、個人情報保護法に則った規則を守るというのはどうしてよいか難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ざっくり言うと、知り得た情報が「機密事項」に匹敵する若しくは見做される情報なら、絶対にSNSに載せない…ということです。

SNS等に載せた噂はあっという間に一気に広まります。しかも、人気のある有名人の噂なら尚更です。
そうした事で、問題化して炎上してしまい、果ては法律問題(損害の賠償や求償の請求)にまで発展してしまうこともあり得るのです。

大体のケースを調べてみると、言った噂に「ソース(情報元)を出せ」と求められて、ついムキになってソース(この場合、その大半は写真。法律では写真も個人情報と見做されます)を出すと、回り回って、このような事態を引き起こすことが多いんじゃないかと思います。
私も、ムキになるタイプなので(苦笑)、気をつけなくては…(;^_^A

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住所など125万件の個人情報が流出--日本年金機構
http://japan.zdnet.com/article/35065287/

東京商工会議所で個人情報流出か 標的型メール攻撃でウイルスに感染 - ねとらぼ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/10/news111.html

あなたはネット投稿の怖さを知っていますか りそな従業員の芸能人「情報漏えい」の不幸 | インターネット - 東洋経済オンラインhttp://toyokeizai.net/articles/-/72845

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【追伸】
しかし、上記↑の芸能人の個人情報流出について書かれた記事のように、男性アイドルタレントや人気男性俳優の実名をそのまんま出すって、結局回り回って「二次流出」になってる…というか、同じように個人情報を流していることになってるんじゃないなぁ〜とかって、思わなくもない…(。-_-。)

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初回更新2015.6.11 AM10:30 https://www.facebook.com/rinako.ay324/posts/831729303578414
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